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当院のむし歯治療について

Posted on 2020.12.12

歯の寿命を伸ばすために
エナメル質をできるだけ削らずに、
歯の神経も残す努力をしております。

  1. まずレーザー光を使ったむし歯診断機器(ダイアグノデント)を使用して、むし歯が削るべきでないエナメル質内に留まっている状態なのか(初期むし歯)、それとも削って除去すべき象牙質まで進行しているのかを見極めます。
  2. エナメル質内に留まっている(初期むし歯の)場合には、歯は削らずにその部位を鏡で見て頂いたり口腔内写真を使用したりして、患者さんには初期むし歯の場所・程度・範囲を把握して頂いた上で、歯ブラシ指導、F塗布、むし歯進行止めの薬(フッ化ジアミン銀)、フッ素徐放性のセメントで仮封やシーラント処置などを行い、初期むし歯の再石灰化を定期検診にて経過観察を行います。
  3. むし歯が象牙質にまで達している場合には、残念ながらむし歯を削り取る必要があります。ただ削る必要のないところは削らない、しかし削る必要のあるところは取り残しのないように削るために『むし歯検知液』を使用して見極めております。
  4. ただし削るべきむし歯を全て除去すると歯の神経まで達してしまう恐れがある場合やむし歯除去時に歯の神経まで達してしまった場合でも、歯の神経が残せる可能性があれば、消毒後、歯の神経を保護する薬剤を塗布して経過観察の必要性(処置後に症状が悪化した場合には神経を取ることになるなど)を患者さんに説明させて頂いて、歯の神経をできるだけ残す努力をしております。
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