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歯周病が全身に影響を与えます

Posted on 2024.07.11

全身もそうですが、お口の中においても、24時間365日、悪玉菌とご自身の免疫力とが、あたかも『押しくら饅頭』のようにお互いの力を競い合っております。

お口の中では、悪玉菌(歯周病菌)が押し勝った状態の場合に、歯周病が発症したり、悪化したりします。
つまり歯周病を発症させない、悪化させないポイントは、なんといっても悪玉菌の数を減らして『押しくら饅頭』の力を弱めること、つまりお口の中を清潔に綺麗に保つことが大切です。

 そして最近、歯周病はお口の中だけでなく、全身状態にまで悪影響をおよぼすことが知られるようになってきました。
このメカニズムは、歯周病で出血している(つまり血管に穴があいている)と、歯ぐきに侵入した歯周病菌や歯周病病によってできた炎症物質が、血管に空いた穴から侵入して、血流を通して全身に広がり、全身に悪影響を与えています。

 さらに興味深いこととして、
誰でも食事中には食物や唾液と共に、お口の中にある歯周病菌を飲み込むことでいます。
その歯周病菌が腸内まで到達して腸内細菌叢を悪玉化させて、全身疾患に悪影響するという研究成果が、最近多数報告されております。

また大腸がん・肝臓がん・糖尿病・ アルツハイマーなどの疾患にも悪影響をおよぼすとの報告もされています。
このように、歯周病は歯がグラグラして食事が困難になるだけでなく、様々な全身疾患に悪影響を与えています。

人間の体は健気(けなげ)なもので、歯周病になっても歯を支えているの骨が半分程度になっても十分噛めていることがほとんどで、何かしらの症状が出てからでは手遅れ状態が多いようです。

歯周病予防には、ご自身によるホームケアと磨けていないところ、不十分なところを徹底的に定期的に掃除(PMTC)させていただくプロケアが一番確実な方法です。

「入れ歯ではなく」、「ご自身の歯」でいつまでも噛めるための一番確実な道は、歯周病の自覚もないときにこそプロによるチェックとプロケア(PMTC)を定期的に受けられることを強くお勧めいたします。
歯周病は全身に影響

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